自民・長島、武部、細野ら第三次補正予算を求める要望書を官邸へ提出

2020年10月15日木曜日

経済政策

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自民党の長島昭久氏、武部新氏、とかしきなおみ、細野豪志氏、三宅伸吾氏らは、管総理に対し「更なる経済対策として第三次補正予算を求める要望書」を提出し、受理された。

一般の報道では「国民一律5万円の定額給付金支給を盛り込んだ40兆円規模の追加経済対策」と言う文面でアッサリと報道されている。


国民一律5万円追加給付を 自民・長島氏ら


菅首相に要望書 定額給付金の追加支給


国民一律5万円追加給付を=自民・長島氏ら


個人的にはこの報道では誤解されやすいと思われるので、SNSで得た情報をここに記載しておく。

以下、リフレ派経済学者の田中秀臣先生のツイートを引用する。









以下が要望書の文面である。


更なる経済対策として第三次補正予算編成を求める要望書

経世済民政策研究会(令和2年10月14日)

武部新、とかしきなおみ、長島昭久、細野豪志、三宅伸吾


新型コ□ナウィルス感染による激しい経済の落ち込みは、総需要を蒸発させ、国民生活甚大な影響を及ぼした。政府による事業規模126兆円に上る一次補正、二次補正は大きな効果を発揮したが、なおGDPは約40兆円(昨年度比)のマイナスとなっており、更なる経済対策が不可欠である。最新の労働力調査によると、観光・飲食・娯楽業に加え製造業、建設業においても就業者数は大きく減少している(別紙参照)。
そこで、私たちは、年内に公共事業を加えた第三次補正予算を成立させ、雇用を早急に建て直さねばならないと考え、以下のような緊急経済対策を提案する。

1.政府と日銀の連携の継続

•日銀に対し2%のインフレ目標を2021年度中に達成するよう改めて政府から要請する

•上記インフレ目標の達成のために、政策委員会委員の同意人事にあたっては、従来の慣
例・既得権にとらわれない人選を行う


2.第二次補正予算の予備費(7. 8兆円)の支出を完了

•医療・介護現場へのボーナス支給を可能とする支援、打撃を受けた病院の経営支援
•国民一人当たり5万円の定額給付金を追加支給


3.第三次補正予算の年内編成

•定額給付金の支給の継続
 今後の社会保障給付の情報基盤の整備に資する対応を同時に行う

•Go-Toキャンペーンの延長、対象事業者の拡充【観光・飲食・エンタメ等】

•防災などを目的とした公共事業の積み増し【建設業等】

•持続化給付金の追加支給【観光・飲食・エンタメ等】

•雇用調整助成金の特別措置の延長【観光・飲食・エンタメ・製造業等】

•地方創生臨時交付金の積み増し【子育て家庭および高齢者支援】

•オンライン教育環境の整備加速【教育現場の格差是正】


以上




要望書の内容を見る限り、給付金は「第二次補正予算の予備費から一人当たり5万円」、それに加えて「定額給付金の支給の継続」とあるので、前回の定額給付金を再開する事が提言されている。
「日銀に対し2%のインフレ目標を2021年度中に達成するよう改めて政府から要請する」とあるので、給付金はインフレ目標を達成する手段として実施するようだ。
少なくとも一人当たり15万円、それでインフレ目標を達成出来なければ、さらに給付を続ける事になる。

これまでの管政権の経済政策は、デジタル庁・中小企業再編など「供給側」のテコ入れ政策が多かった。
Goto キャンペーンは「需要側」のテコ入れだが、「供給側」に比べて規模が小さい。

今回の要望書の内容は「オンライン教育環境の整備加速」以外全て、「需要側」のテコ入れ政策となっている。

コロナ禍による経済ダメージは「需要側」と「供給側」の双方にある。

当然の事ながら、「需要側」と「供給側」の両方に公的資金によるテコ入れが必要である。

8月の消費者物価指数を見ると、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数が -0.1% に下落している。


これは「供給側」より「需要側」のダメージが大きい証拠でもある。

「需要側」へより多くのの公的資金による補完とテコ入れが必要な状況だ。


今回の要望書提出は、その事を強く管官邸へ要望する内容となっている。


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オッサンです。実務経験は Windows環境にて C#,VB.NET ,SQL Server T-SQL,Oracle PL/SQL,PostgreSQL,MariaDB。昔はDelphi,C,C++ など。 趣味はUbuntu,PHP,PostgreSQL,MariaDBかな ?基本無料のやつ。

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