GDP二次速報出る、設備投資下方修正・全体としてあまり変わらず

2020年9月8日火曜日

経済政策 時事

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9月8日 内閣府GDP統計の二次速報が出た。

統計表一覧(2020年4-6月期2次速報値)

一次速報との差を以下に明記する。

実質原系列(単位:10億円)
1次速報
2次速報
国内総生産(支出側)
  118,580.0
  118,568.3
    -11.7
民間最終消費支出
    65,963.0
    66,171.2
    208.2
民間住宅
      3,450.1
      3,447.9
      -2.2
民間企業設備
    18,867.8
    18,255.4
  -612.4
民間在庫変動
      1,559.7
      2,058.6
    498.9
政府最終消費支出
    27,567.0
    27,490.0
    -77.0
公的固定資本形成
      5,700.5
      5,699.2
      -1.3
公的在庫変動
            -2.0
            -2.5
      -0.5
純輸出
     -4,490.4
     -4,500.8
    -10.4
輸出
    17,338.8
    17,340.3
        1.5
輸入
    21,829.2
    21,841.1
      11.9

実質原系列(前年同期比)
1次速報
2次速報
国内総生産(支出側)
-9.9
-9.9
0.0
民間最終消費支出
-10.9
-10.6
0.3
民間住宅
-5.5
-5.5
0.0
民間企業設備
-4.3
-7.4
-3.1
政府最終消費支出
1.0
0.7
-0.3
公的固定資本形成
2.9
2.8
-0.1
輸出
-23.3
-23.3
0.0
輸入
-6.2
-6.1
0.1

報道でも「下方修正」と報道されているが、主に下方修正されたのは「設備投資」で、他に政府支出が少し下方修正されたが、他はむしろ少し上方修正されている。

一番大きな下方修正対象である設備投資は、6124億円の下方修正となり -3.1% 減額となる。

しかし、消費が2082億円の、民間在庫変動が4989億円の上方修正となり、設備投資や政府支出の下方修正を減殺している。

GDP全体の下方修正は117億円であり、ほとんど変わらない。


設備投資の下方修正は一次速報の時から予測されていた。

しかし、民間在庫変動が上方修正されたのは予想外だった。

在庫循環
1.在庫積み上げ
2.意図しない在庫増加
3.在庫調整減
4.意図しない在庫減少
のサイクルで考えて、

緊急事態宣言による経済一次停止の為、需要が急減して企業の出荷が減少し、在庫が予想外に増加したと考えるのが自然だと思う。
在庫は企業の資産なので、GDPにはプラスに働く。

あまり良い数字ではない。

このまま、需要が縮減したままだと、企業は在庫を減らすため、生産を減らす事になる。

次の四半期で需要が回復しないと、GDP縮減のスパイラルに落ちる。

ただ、4-6月期は政府が強制的に経済を停止したので、7-9月期は需要は確実に回復する。

元に戻るかどうか分からないが、4-6月期より回復するのは間違いない。

今回の二次速報は特別に報道するほどインパクトのある変化はないと思う。

一応、気になる人の為に、記事に上げておく。




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オッサンです。実務経験は Windows環境にて C#,VB.NET ,SQL Server T-SQL,Oracle PL/SQL,PostgreSQL,MariaDB。昔はDelphi,C,C++ など。 趣味はUbuntu,PHP,PostgreSQL,MariaDBかな ?基本無料のやつ。

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