毎月勤労統計調査令和2年7月分速報を見てみよう

2020年9月9日水曜日

経済政策 雇用 時事

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9月8日に厚生労働省より毎月勤労統計調査の速報が出た。


毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査):結果の概要

毎月勤労統計調査 令和2年7月分結果速報(PDF)


令和2年(2020年)4月より前年比で労働者の給与が下がり始め(-0.7%)、5月6月に最も下がり(-2.2%程度)、7月の速報(-1.3%)では下げ幅が鈍化した。

5月6月に底を打ち、7月から回復の兆候が見られる。

しかし前年比でまだ低いのが実状だ。

詳しい事はリンク先のPDFを見た方が良い。

簡単に要点だけ引用する。

令和
現金給与総額
労働時間
2年1月
1.0
0.8
2年2月
0.7
-1.6
2年3月
0.1
-1.2
2年4月
-0.7
-3.9
2年5月
-2.3
-9.3
2年6月
-2.0
-4.0
2年7月
-1.3
-2.4

4月より前年比で労働者の給与が下がり始め、5月6月に底を打ち、7月に下げ幅が鈍化している。
労働時間は働き方改革の影響か、過去二年ほど緩やかに下がり続けている。
1月は珍しく上がったが、それ以前は下がり続けていた。
つまりコロナ禍が来るまでは労働時間は減るが、賃金は上がるか横ばいぐらいの遷移だった。
(下がる事もあるが下げ幅は少なかった)

しかし、4月以降、急激に労働時間が減り給与が下がり始めた。

緊急事態宣言で経済を停止していたので当たり前である。

令和
所定外給与
所定外労働時間
2年1月
-1.5
-1.9
2年2月
-1.8
-3.8
2年3月
-4.0
-3.2
2年4月
-12.8
-18.9
2年5月
-26.3
-30.7
2年6月
-24.5
-23.9
2年7月
-16.6
-23.9

特に「残業」が減少しており、5月は30%も減少している。
当然、残業手当も減少している。

6月から回復の兆候が現われ、7月になり労働時間が増え始め、給与も増えてきたようだ。

だだ、7月の時点でも前年比で -1.3% の給与水準なので、回復にはまだ時間が掛かりそうでだ。

元の水準に戻るのは11月ぐらいではないか ?


緊急支援フェーズから、回復フェーズへの移行に苦労しているのが数字に現われている。


以上です。


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