人類の62%は従順で残酷な遺伝子の持ち主

2019年5月12日日曜日

閑話 道徳常識

t f B! P L

「100人のうちサイコパスが4人。
それ以外の良心を持つ96人のうち、何の疑いもなしに権威に従うのが62.5% 。
残りの36人には良心と、自分の行動の重荷を背負う強さがある。」


この根拠は「ミルグラム実験」の結果に基づいている。


大半の人は「4%のサイコパス」の方に恐怖を感じると思う。
しかし私は約62%も存在する「従順遺伝子」の人の方が怖い存在だと思う。

そしてこの話を聞いたとき、それまで疑問に思っていたことが氷解した。

ITシステムの開発を行っていると、それまで人間が行っていた業務の一部を自動化できる局面が何度も現れる。
しかしその場合、人間の仕事のやり方を、機械に合わせて変更する必要がある。
こういう業務プロセスの変更が必要になったとき、必ず7割ぐらいの人達が反対する。
そしてその反対の理由が論理的でなく、反対する為に反対しているとしか見えない。

彼らがなぜ自動化に反対するのか、ずっと理解できなかった。

twitter などでITエンジニアの話を眺めていても、似たような話は多いようだ。

しかし、「ミルグラム実験」の結果から察するに、その7割の人々は「従順遺伝子」の持ち主なのだ。

従順遺伝子の持ち主は、間違ったルールや仕事でも、科学者や政治家・経営者と言った「権威」に弱く従ってしまう。
権威は偉い人だけではない。
伝統や慣習なども権威である。
世間や多数派なども権威だ。

これまで続けてきた仕事のやり方は立派な権威だ。

つまり7割の人々は「これまでのやり方」という権威に服従しているのだ。

「ミルグラム実験」引用、


「アイヒマンはじめ多くの戦争犯罪を実行したナチス戦犯たちは、そもそも特殊な人物であったのか。それとも妻との結婚記念日に花束を贈るような平凡な愛情を持つ普通の市民であっても、一定の条件下では、誰でもあのような残虐行為を犯すものなのか」

実験の結果は、普通の平凡な市民が一定の条件下では冷酷で非人道的な行為を行うことを証明するもので、そのような現象を「ミルグラム効果」とも言う。


この従順遺伝子の人々は権威が「虐待」や「弾圧」を命じたら、それに従ってしまう。
ユダヤ人の虐殺もこのような人々によって遂行された。

サイコパスも恐ろしいが、従順遺伝子の人々の方が数が多く、社会的力が遙かに大きいため、恐ろしい存在だ。
ライブドア事件やSTAP細胞事件など集団で個人を弾圧する行動を起こす者も、従順遺伝子の持ち主ではないだろうか。
その行動に合理性がなさ過ぎるからだ。
どちらの事件も一般個人にとっては関係無い事件だった。

学校などでのいじめも従順遺伝子ではないかと思う。

従順遺伝子の人々はそれまでの慣習や社会を継続しようとするため、合理的に改革しようとする者を排除しようとする。
何も変えたくないのだ。

以前、アクシアの社長が「SESは偽装請負で違法だ」と主張したとき激しく反対した人達が多数現れたが、彼らも従順遺伝子の人々なのだろう。
様々な反対意見を主張していたが、要するに「これまでSESでやってきたから、これからも続けたい」以上の理由は無いのだと思う。
たとえそれが違法行為であってもだ。

私もこれまで従順遺伝子の人々とまじめに向き合い、話し合ったり議論したり色々努力してきたが、それらは無駄な努力だったようだ。

従順遺伝子の人々には「真実や正しさ、合理性」などの概念は価値がなく、ただ伝統・慣習や権威に従いたいだけの人々なのだから。

従順遺伝子の必然性

サイコパス 4%
合理的遺伝子 34%
従順遺伝子 62%

人類はこのバランスで生まれてくるようにできているらしい。

従順遺伝子が62%ほど存在すれば、確かに社会は秩序を保ちやすく、安定した社会を築きやすい。
ただ技術の進歩などで、社会システムが時代遅れになれば、改革が必要になる。
この時、従来の秩序を破壊して、社会を改革する為にサイコパスが必要になるらしい。

サイコパスが社会を破壊したあと、34% の合理的遺伝子が新しい社会の仕組みを作るのだろう。

人類は革命や明治維新などで、何度も社会を作っては壊し、作っては壊しを繰り返してきた。

小規模な改革も無数に行われている。

そういう意味ではサイコパスと従順遺伝子は、生物の恒常性のように「現状を維持する役割」と「現状を壊す役割」で、鏡合わせの互いに必要な存在なのかもしれない。
ちなみに合理的遺伝子は「新しく作る役割」だと思う。
これで全体のバランスが取れる。


合理的遺伝子の従順遺伝子との付き合い方

「真実を求め、正しいやり方を進めようとする」のが合理的遺伝子だと思っている。
自分はそちら側だと思っている。
従順遺伝子の人には旨く適応できない。

合理的に考える事を止められないからだ。

しかし、従順遺伝子の人には人類の生存のための正当な役割がある。
否定はしない。

私はこれまで無意識に従順遺伝子の人の存在価値を否定していたと思う。

この考え方は正しくない。

しかし真実や合理性を否定する人々とは深く付き合うことはできない。

何かを変えようとすれば全力で抵抗してくる。
その為なら嘘も付くし、集団で虐待もする。

真面目に向き合わない方が良い人々なのだ。

合理的遺伝子の人々は、従順遺伝子の人々とはケンカしない程度に距離を取った方が良い。
彼らには真実も正しさも合理性も必要無いのだ。
そしてその存在は必ずしも人類にとって間違いじゃ無い。

サイコパスも合理的遺伝子も従順遺伝子も必要だから存在している。

私は今後の生き方や考え方を改めようと思う。

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オッサンです。実務経験は Windows環境にて C#,VB.NET ,SQL Server T-SQL,Oracle PL/SQL,PostgreSQL,MariaDB。昔はDelphi,C,C++ など。 趣味はUbuntu,PHP,PostgreSQL,MariaDBかな ?基本無料のやつ。

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