元号と西暦の使い分け基準は官邸主導で標準規格化すべきだ

2019年4月5日金曜日

システム開発 政治

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引用、

参院決算委員会は4日、<中略>質疑を行った。
<中略>
河野太郎外相は外務省文書での元号と西暦の扱いに関し「外国と交渉、やりとりするときに元号を使うことはない。そのやりとりを文書、メモ、プレスリリースにするときに、いちいち和暦に直す必要はないというのが外務省の方針で、これからもそのようにやっていきたい」と釈明した。


先日、この記事で説明したように、元号が使い難い、又は使えなくなる理由は「元号と西暦の使い分け基準が無い」からだ。


そもそも業務設計が行われていない。
言い換えれば業務がシステム化されていない。
この場合のシステム化とは情報システム化のことではなく、人間と情報システムを合わせた体系化した業務プロセスを作ることを意味する。
これが無いと個々人が別々の創意工夫と努力で業務が進められて、人と人の連携が悪くなる為、全体としては効率が悪くなる。

標準規格化は業務の効率化の為に重要なのだ。

報道を読む限り外務省では元号と西暦の使い分けの基準が無く、業務の中で元号と西暦の間を行ったり来たりしているようだ。

この問題は省庁任せにしておいてはいけない

保守派からは外務省に批判的な意見が相次いでいるようだが、外務省批判は筋が違うと思う。
河野外相は単に業務の現場にリーダーとして向き合い、現場の問題を解決しようとしているだけである。
現場を無視して無茶な命令ばかり繰り返すリーダーより余程立派なリーダーである。

「西暦に統一する」という方針が正しいとは思わないが。

私の案は先に紹介した「元号の問題は制度の問題ではなく業務設計と運用の問題だ」の記事に書いた。

現在は、官民共に業務の情報システム化による自動化が進んでおり、業務規則や手順の標準化が重要になってきている。

「元号と西暦の使い分け基準」などは省庁レベルに任せないで国家レベルで標準化すべきなのだ。
少なくとも、全官公庁の基準は一つの基準に標準化すべきだ。

国家全体で業務の標準化を進めるべき

日本の官公庁は省庁レベルで規格や基準がバラバラになっている側面があり、下請けで情報システムを開発する受託開発社はそれぞれ省庁の基準に別々に合わせてバラバラにシステムを開発しなければならない。

この体制は官民共に効率が悪い。

「元号と西暦の使い分け基準」だけでなく、
全官公庁で業務規格を一つに統一すべきなのだ。

この業務規格と業務手順の標準化は官邸が内閣府か経産省あたりが主導になり標準規格を作らせるべきなのだ。
今回は外務省批判に終始しているが、本来は官邸主導で「元号と西暦の使い分けの問題」解決に取り組まなければならないのだ。

全官公庁の業務の標準規格化など官邸以外に誰に出来ると言うのだろう。

河野外相への批判は的外れだと思う。

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