はじめまして

2018年7月29日日曜日

t f B! P L
はじめまして、対馬 基と申します。
主にSIer業界で二十数年システム開発に従事してきたプログラマーです。
プログラマーといっても要件定義や設計もするので、実質システムエンジニアです。
私の世代のITエンジニアは設計と開発を同じ担当者が行ってきたので、現在のように設計と開発を別の会社の別の人が担当する体制には不信感を持っています。
私はこのシステムエンジニア(以降SEと表記)という言葉が嫌いです。
20年前、SEという言葉の定義を当時所属していた会社の課長が次のように説明していました。
「SEとは顧客(発注元)と会話しながら頭の中でデータ構造の設計ができるプログラマーのことだ」
当時のSEはSEである以前にプログラマーであったのです。
しかし現在のSEはプログラムが組めず設計書を書くだけの人になってしまっています。
データモデリングは一応やるようですが間違っていることが多く、だいたい下流工程のプログラマーが修正したり作り直したりしています。
まあ、この点はその会社によって違いますが、業界全体的に提案・要件定義・設計・開発・運用がそれぞれ分業され、別の人間が行うケースが多いです。
20年前では考えられない状況です。
私はこの状況、良いことだとは思えません。
分業体制は生産性が悪く余分なコストがかかります。
また、システム開発というものは作ってみなければわからない部分が多く、提案・要件定義・設計・開発の工程を何度も逆行しグルグルと回転しながら試行錯誤を繰り返し完成へ近づけてゆく作り方が適しています。
しかし多くのシステム屋が行う分業体制では工程を逆行することが難しく余計なコストが生じる為、必要なのに工程を逆行できない場合があります。
こうなると現場のプログラマーは間違った設計のままシステム開発を強行しなければならなくなりプロジェクトの失敗が約束されたも同然の状態となります。
システム開発は半分以上失敗すると言われていますが、その数ある原因の一つはこの硬直した分業体制にあります。

そうゆう訳で私はSEという肩書きに大きな不信感を持っています。
だからSEを名乗りたくないのです。
実際、現在の業界ではプログラムの組めないSEが多く、SEを名乗るとプログラムが組めない人と誤解される場合があります。私自身そう思います。

だから私はプログラマーを名乗ります。

このブログではシステム開発に関する情報や知識を発信していきます。
ターゲットはエンジニアではなく、IT素人の発注元や社内開発の業務担当者や経営側の人々向けに記事を書いてゆくつもりです。
SIer業界には長いデフレの間に上記のようなたくさんの歪みが蓄積されています。
これを解消する為には、発注元や業務担当者などのシステムに関わるIT素人さんのシステム開発についての知識を強化する必要があります。
このサイトでは発注元や業務担当者が知るべき知識を書いていきます。

よろしくお願いします。

なお、このサイトの文体ですが、「○○です。○○します」のような「ですます」調と、「○○である。○○だ」のような「あるだ」調の二種類の文体を目的に応じて使い分けます。
このサイトでは業界批判を行うこともあるので、時々攻撃的な文体を必要とする場合もあります。
また、「ですます」調の文体は純粋に文章として読みにくい為、わかりやすく説明する為に「あるだ」調を使うことも多くなります。
別に威張っているわけではありません。

ご了承ください。

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オッサンです。実務経験は Windows環境にて C#,VB.NET ,SQL Server T-SQL,Oracle PL/SQL,PostgreSQL,MariaDB。昔はDelphi,C,C++ など。 趣味はUbuntu,PHP,PostgreSQL,MariaDBかな ?基本無料のやつ。

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